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関西の特産物をご紹介

特産物も旅の楽しみのひとつです

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Category: 旅と特産物

鳥取県の特産物はセイコガニです。セイコガニとは越前ガニの雌のことです。背中に子供(たまご)を持っていることから、この名前で呼ばれています。セイコガニのたまごやカニ味噌は高級珍味とされていますが、鳥取県の人気郷土料理は、このセイコガニと大根を味噌で煮たシンプルな「カニ汁」です。ニンジンやサトイモ、豆腐、ネギを入れるカニ汁もあります。他に鳥取県の郷土料理としては稲荷ずしに似た「ののこめし」があります。この地方では防寒用の綿入れのことをぬのこ(ののこ)と言いますが、できあがった姿がののこに似ているので、「ののこめし」と言われるようになったそうです。
島根県の特産物はサトイモです。津和野の弥栄神社では、毎年、中秋の名月の日に「芋煮」をふるまいますが、昔から秋の郷土料理として親しまれてきました。山形の芋煮は色々な野菜が沢山入っていますが、津和野の芋煮は、細長いエビイモを昆布のだしで煮て、あぶった小鯛の身をほぐしたものを入れ、酒、塩、薄口しょうゆで味付けします。

兵庫県の明石の海には昔からタコのえさが豊富にあり、明石タコが特産物です。煮てよし、てんぷらにしてよしの明石たこですが、もっとも美味しいのは「タコめし」でしょう。塩をふり手でもんでぬめりをとったタコの足を適当に切り、包丁の背でたたきます。洗った米とあわせて、だし汁、しょうゆ、酒、みりんで炊きこみます。ちゃわんによそい、木の芽や千切りしょうがをのせていただきます。兵庫県の丹波では高級豆、丹波黒大豆が特産物です。つやがよく煮くずれしないので、お正月の煮豆として使われます。鍋に、砂糖、塩、重曹、砂糖を入れて沸騰したら火をとめて、ゴミをとって水洗いした黒大豆と釘といれて5時間ほど放置します。その後、火にかけ、あく取りと水さしをくりかえしながら7時間ほど弱火で煮込み、火を止めて1日ねかせます。煮汁につけておくことで、皮がシワになるのを防ぐことができます。
和歌山県串本の特産品はうつぼです。滋養強壮に効くとされ、昔からずっと食べられてきました。見た目の良くない魚ですが、おいしく、栄養もあり、皮にはコラーゲンがたっぷりです。郷土料理の「干しうつぼの揚げづけ」は絶品です。干しうつぼを切って素揚げし、しょうゆ、みりん、酒、砂糖でつくったツユの中に10分ほどつけておきます。

京都の特産物であるゆばは、奈良時代から食べられていると言う高級食材です。日光のゆばも有名ですが、京都では湯葉、日光では湯波と書きます。湯葉はさしみでも食べますが、郷土料理としては「湯葉のおひたし」がおすすめです。お湯でもどした湯葉を一口大に切り、茹でたおくらの輪切りと合わせ、薄口しょうゆで味付けしただし汁にひたせばできあがりです。京都ではたけのこも特産物で、たけのこを使った郷土料理は沢山ありますが、「たけのこ田楽」はたけのこそのものの味が楽しめます。たけのこを一口大に切り、だし汁で煮て串にさしたものに、白みそ、みりん、砂糖、ほうれんそう、木の芽をまぜた木の芽味噌を塗り、オーブンで焼きます。
奈良の特産品はわらびです。わらびの根からつくる、わらび粉の名産地としても知られています。わらび粉をお湯でねって、きな粉をかけて食べる「わらび餅」は、はるか昔から食べられていた奈良の名物菓子です。
大阪の特産物は江戸時代から栽培されている水茄子です。あくが少なく甘いので、そのまま手で裂いて食べてもおいしいですが、「水茄子の浅漬け」は、初夏の大阪ではなくてはならない食べ物です。

滋賀県にある琵琶湖では、色々な魚がとれますがシジミも特産物です。郷土料理の「しじみご飯」は、鍋にシジミ、酒、醤油、砂糖をいれて汁気がとぶまで煮て、炊いたご飯と混ぜ合わせたものです。茶碗によそい、三つ葉をのせていただきます。また、「シジミの鉄砲あえ」は白味噌、酢、酒、砂糖をまぜた酢味噌と茹でたシジミ、わけぎ、ごまをあえたものです。琵琶湖でとれる小魚を煮た「小魚の飴煮」は、小魚の甘露煮です。小魚とサバの削り節を炒め、しょうゆ、みりん、砂糖、酒を入れて更に炒め、ごまをふってできあがりです。たくあんと煮干しと煮込んだ「おこうこのじゃこ煮」もおいしいです。
岐阜県の特産物は茄子です。郷土料理には「茄子の味噌煮込み」があります。一口大に切った茄子を油炒めし、水、味噌、醤油を入れ落としぶたをし、水分が半分になるまで煮詰めます。皿にのせ、ゆでたししとうがらしをのせます。飛騨地方では、ほう葉を使った郷土料理が色々あります。ほお葉の上に味噌をのせ、その上にネギ、飛騨牛、きのこをのせて焼く「ほお葉焼き」は、飛騨地方で最も有名な郷土料理です。